→ 口の中が乾く
→ 唾液が出ない
→ 口の中がネバネバする
→ 口臭が気になる
→ 食べ物が飲み込みにくい
→ 舌や唇がひび割れてヒリヒリする
→ 舌がもつれて話しづらい
→ 義歯が擦れて痛い
→ 味覚がおかしい
→ 口唇がひび割れる
欧米では、約25%の人がドライマウスの症状を訴える、という報告があります。
日本での報告は、原因として、代表的なシェーグレン症候群は8%前後で、ほとんどは生活習慣やその他の病気が起因している、とされています。
つまり、ドライマウスは、"今、からだに異常があるよ"というサインを送ってくれている、とも言えます。
シェーグレン症候群なのか、薬の副作用なのか、唾液腺障害なのか、その他の原因によるのか、検査によって鑑別診断が必要です。
口腔乾燥度、刺激唾液流、涙液量検査、カンジダ検査、鼻閉塞検査など、歯科と医科の連携した検査が、必要な場合があります。
→ 洗口剤・・・アルコールを含まない保湿効果のあるもの
→ 保湿装置・・・マウスピースに保湿ジェルを塗って、夜間使用する
→ 唾液促進剤・・・シェーグレン症候群の場合のみ保険適応
→ 抗真菌剤・・・カンジダ症に
→ 義歯の洗浄・・・カンジダ菌対応の洗浄剤で清掃
→ マッサージ・・・唾液腺開口部を刺激、マッサージ
原因がわかっても、加齢など、完治が難しい場合が多いです。
現在では、上記のように対症療法が主流です。
日常生活を楽にするためにふだんから飲み物を持ち歩き、口の中の湿潤を保って、歯磨きやうがいで 清潔にすることが第一歩です。